食材

⚪️川魚
【秋鮭(白鮭)】
○オホーツク海などを数年回遊した後、産卵の時期である秋に日本の川へ戻ってくる白鮭のこと。色は淡いオレンジ色。
○産地は北海道、東北地方、新潟エリアで、水揚げされる地域によって微妙に旬の時期が異なる。北海道では9〜11月頃。
○産卵直前のものが一番おいしいといわれ、卵(イクラ)や白子もこの時期が旬。
○5〜7月ごろ漁獲された白鮭は「時鮭(ときしらず)」、生後2〜3年の未成熟な状態で漁獲された若い白鮭は「鮭児(けいじ)」、産卵のため海から川へ戻る直前に漁獲された白鮭は「目近(めじか)」と呼ばれ、どれも良く脂がのっていておいしく、希少なため高価です。
○秋鮭は産卵前の為、脂が少なくさっぱりした味わいが特徴。その為、ムニエルやフライなど特に油を使った料理との相性がよい。また、ホイル焼きやちゃんちゃん焼きのような蒸し焼きにする料理に使うと、パサつきやすい鮭の身がしっとりふっくらと仕上がります。
○生の白鮭100g当たりのエネルギーは124kcal。

ー石狩鍋ー
味噌で煮込む。

ーチャンチャン焼きー
○味噌味で野菜と炒める。

⚪️タコ
【ミズダコ】マダコ科
○亜寒帯性で本州中部以北〜北海道に生息し、主に北海道や青森、福島県などで水揚げされます。
○世界最大級のタコで、腕を広げると3〜5m、重さは30〜50kgにもなります。最大記録は体長9.1m、体重272kg。別名北海ダコ、オオダコとも呼ばれます。
○水分を多く含んでいるのが特徴で、身が柔らかく甘味があるので生で食べられます。刺身、タコしゃぶやサラダで、鮮度や食感を楽しめます。煮付けや天ぷらにも出来ますが、水分が多く、炊くと恐ろしく縮みます。
○主に夏が旬ですが、一年中水揚げされます。
○皮がむけていないで身に弾力があるものは新鮮です。表面にぬめりも無いほうが良い。傷むまでが早い。
○高タンパク、低脂質で、タウリンが豊富に含まれ、ビタミンBやEも存在する。

ータコしゃぶー
薄く切ったミズダコを鍋の出汁に通して食べる。レタスを入れるとヘルシーでより一層美味しくなる。

ーカルパッチョー
トマトやパプリカ、きゅうりなどと組み合わせる。調味料はレモン汁と塩。

⚪️小麦
【デュラム】
○主にパスタに使われる小麦。とてもかたいため、粗挽きにされる。セモリナは粗挽きの意味。
○収穫時期が日本では梅雨にあたり、日本の気候に適していない。

⚪️米
【コシヒカリ】
○言わずとしれたお米の王様。北海道と沖縄を除く全国で作られ、品種別作付状況も2位のひとめぼれに大差をつけてトップ。
○甘みともっちりとした粘り。炊き上がりのつやと香りが良く、うま味も強いので、そのままでもおいしくいただける。
○あっさりとした和食との相性は抜群。お漬物などご飯のお供がおすすめ。
○新潟県産コシヒカリの3大産地として、魚沼産、佐渡産、岩船産があります。
ー岩船産コシヒカリー
○過去何度も「特A」評価を受ける。
○他の新潟県産と一味異なり、ややかためで歯ごたえがあり、粘りが弱い。
○農協を経由して、寒暖差のある中山間部のお米と平場のお米とが混じりあっている。

⚪️リンゴ バラ科リンゴ属
○果皮に張り、持った時に重量感があり、指で軽く叩くとカンカンと澄んだ音がするものなら、身がしまっていて新鮮。大玉よりも中玉の方が味に当たりはずれがなく、日もちも良い。
○りんごの呼吸作用を抑えるために0〜10℃の低温で保存する。ビニールの袋に入れて冷蔵庫に入れるのが一般的。日持ちはよいほうだが、時間が経つと酸味が抜けたり、やわらかくなって食感が悪くなることがあります。
○カリウムやリンゴペクチン、アップルポリフェノールなどが多く含まれます。

【秋映】
○「千秋」と「つがる」の交配品種。長野県の「りんご3兄弟」ともいわれ、その長男・長女にあたります。主な産地は長野県(約90%)、山形県(約3%)、群馬県(約2%)。
○比較的暖かい地域での栽培に適しています。出荷時期は、9月下旬〜10月下旬。
○果汁をたっぷりと含み、濃厚な味わい。甘みは中くらい〜やや強い。平均糖度14-15%。酸味が少し強い。0.4%前後。香りやや強い。果肉の食感はややかため。皮が黒っぽい、濃い紅色になるのが特徴。果実の大きさは300〜350g前後と大玉です。
○そのまま食べるのが最適。皮をむいて食べることが多いかもしれないが、皮の部分には食物繊維やポリフェノールが含まれている。

【シナノスイート】
○「ふじ」と「つがる」を親に持ち、長野県「りんご3兄弟」の真ん中、次男・次女にあたる品種。
○気候のよく似た山形県朝日町などでも盛んに栽培。
○栽培面積は長野62%、青森18%、秋田7%。
出荷時期は10月上旬〜11月上旬。山形のシナノスイートは10月が食べ頃。
○甘くて酸味が少ない、シャキシャキとした食感が特徴の長野県を代表する品種。
○平均果重380gほどで、やや長円ですが王冠はなく丸みのある形。表皮は綺麗に赤く染まり濃赤色の縦縞が入ります。
○そのまま食べるのが最適だが、果汁が多いので、ジュースやスムージーも向く。

【サンふじ】
○「国光」×「デリシャス」。
○国内生産量ナンバーワン。甘味、酸味、歯ごたえの三拍子が揃った人気品種。
○産地は青森53%、長野25%、福島6%、岩手、山形、秋田。

【ジョナゴールド】
○アメリカが開発したリンゴの栽培品種で、ゴールデンデリシャスと紅玉の交配種。
○やや酸味が強いものの甘味も十分。
○日本では4番目に多く作られる。○収穫量は青森81%、岩手13%。

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