テラ破産

⚪️背景
医療系新興企業テラの自己破産が8月5日に確定
2004年に設立
2009年3月に上場
株価は初値の300円から4000円まで急騰

⚪️事実
○「東大発のベンチャー企業」として注目されていた
○新型コロナウイルスの治療薬開発に医薬品企業と提携。
○社員30人の行き詰まり
○創業者社長が社内規定に反して持ち株を大量売却(どの程度?)
有価証券報告書の記載に不備があって金融庁に処分(故意か過失か?どの程度重大か?
→「2020年4月から1年間に適時開示した60件のうち、4割にあたる24件で一部又は全部の虚偽記載のおそれ」の発表)
○金融機関からの融資も止まる。

⚪️主張
○「貯蓄から投資へ」の投資促進策に陰りが出ている?(ゲンダイ・主張)
→破産がでたら陰りが出ているといえるのか?破産する企業の比率は?
→上場企業の破産は23カ月ぶり。

⚪️得られた教訓
⚫︎上場支援する証券会社のチェックも取引所の上場審査も型通り。
⚫︎東証スタンダードはリスクも大きい。

参考:日刊ゲンダイ https://news.yahoo.co.jp/articles/d2e59d07c23914a0d65f7d2c527e113c511f1d87

⚪️現在 株式情報
2022.8.15 株価 8円 時価総額2000万円
サービス業 整理銘柄
2022.8.8 株価 66円
2022.8.5 株価 96円
2022.4.30 時価総額20億円

⚪️ホームページ
○新型コロナウイルス抗体検査キットの国内における迅速な普及を目指す
○免疫細胞の製造受託

【整理銘柄】
上場廃止が決定された銘柄のこと。1カ月間「整理銘柄」に指定し、その事実を投資者に周知させ、投資者が整理売買を行うことができるようにする。

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