システム思考

⚪️「システム思考」
○物事の全体像を捉え、さまざまな要素とのつながりを把握した上で、最も効果的な解決法へ向かうアプローチのこと。
○目に見えている問題だけにとらわれるのではなく、複雑に絡み合う多種多様な事柄を考慮し、物事を本質的な解決に導くための思考法。

【目に見えている出来事は氷山の一角に過ぎないかもしれない】
「氷山の一角」=目に見えている「出来事」
「水面下」=「行動パターン」「構造」「メンタルモデル」

「出来事」を基にパターンがあるか?
→それを引き起こす「構造」を突き止める。
→その構造を生み出す「関係者(メンタルモデル)」を洗い出す。
※担当者や責任者を入れ替えても、背後にあるシステムの構造が変わらない限り、同じ行動パターンが繰り返される。

【最初に課題を設定する】
○課題を設定しないと無限に広がり、収集つかなくなる。
○複数いる場合は仮の合意を取っておく。

【パターンを見る】
○その課題の周りで何が起こっているのかをありのまま観察し、できるだけ俯瞰してみる。
○あいまいさや矛盾、一筋縄にいかない状況があったらシステムの全体像をつかむヒントになる。
⚫︎時系列変化パターングラフ

【パターンを引き起こす構造を見る】
○パターンは構造の影響を受ける。
⚫︎ループ図
※各要素には動作でなく、「変数」を書く。
※変数は計測は出来なくても増減が分かるものにする。
※ループの中で「同(+)」が偶数なら自己強化、奇数なら浮き沈み(バランス)。
⚫︎システム原型

《ループ図 自己強化》
◎チームが好循環で回ってるかどうか
関係性の質→同 思考の質→同 行動の質→同 結果の質→同 関係性の質
《ループ図 浮き沈みループ》
◎業務効率性と接客の質
評判→同 来客数→逆 1人あたりにかける手間→同 評判
もしくは
評判→同 来客数→同 人時生産性→同 疲弊→逆 業務の質→同 評判
《ループ図 自己強化2》
◎業務拡大と接客の質
評判→同 来客数→同 資金増 →同 スタッフ数→同 サービスの質 →同 評判
⚫︎自己強化の回転を回し続ける
※構造を考えられたら、メンタルモデルを考える

【働きかけを探る】
⚫︎レバレッジポイント
○施策をうつことで打開できるポイント
※小さな力で大きく動かせるポイントを見つける
「割れた窓理論」
店を綺麗にする→違反を起こしにくい

システム思考について現状での理解、思考を記載してみました。この領域について、理解が深まったら追記したいと思います。

(参考サイト)
日本の人事部 人事辞典
Change-Agent システム思考

コメント

タイトルとURLをコピーしました